リースバックの仕組みとメリット

2020年05月10日

家を購入したものの、住宅ローンの支払いが厳しくなった。

老後資金などで、まとまったお金が必要・・。

 

そんな理由で、自宅の売却を検討される方は増加傾向にあります。

ですが、住み慣れた我が家を手放すのは、辛いものですよね。

この記事では、自宅に住み続けながら売却資金を調達できる

「リースバック」の仕組みや、

混同されがちな「リバースモーゲージ」との違いについてご紹介します。</p>
 


不動産売却の新たな選択肢、リースバックの仕組み
 

まずは、リースバックの仕組みについて解説していきます。

リースバックとは、自宅を不動産会社へ売却し、まとまった資金を得たうえで、

オーナーに「リース料(家賃)」を支払いながらその自宅に住み続けるという方法のことです。

 

なにかしらの理由でローンの返済が難しくなったとき、もしくは病気・怪我に伴う治療費や、新しく事業を始める際の資金など、大きなお金が必要になったときに、自宅から転居することなく売却資金を調達できます。

 

子どもの学区を変えたくない方や、

自宅の売却を周囲に知られたくない方にも適した仕組みといえるでしょう。

また、買い手を探す必要がないので、まとまった資金を比較的はやく得ることができます。

将来的に自宅の買い戻しが可能というのも、リースバックの大きな特徴の一つです。

 


不動産売却:リースバックとリバースモーゲージの違いとは?
 

次に、リバースモーゲージとの違いについて解説していきます。
「転居せずに資金を得られる」という部分では同じですが、

リバースモーゲージは自宅を売却するのではなく、

担保として借り入れ金を得る形で資金を調達します。

 

リースバックと違い、自宅の所有権は持ったままになりますが、

契約者の死亡時には自宅が売却され、その資金で借り入れ金の一括返済を行う仕組みです。

 

期間が長くなると融資額を使い切ってしまう可能性があるため、

多くの場合は「契約者は60歳以上」といった年齢条件が設けられています。

 

また、固定資産税の納付も引き続き必要である点もリースバックと異なります。
 


まとめ
 

自宅を利用した新たな資金調達の方法、リースバックについてご説明しました。家の状況などにより、想定より売却価格が安い、リース料が相場より高いなどのケースもありうるため、その点は注意が必要です。とはいえ、愛着のあるご自宅に住み続けながらまとまった資金を得ることができるのは大きなメリットですよね。資金調達のために自宅の売却をお考えなら、リースバックも選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。高崎市・前橋市エリアで不動産の売買を検討されている方、また売却査定についてお困りでしたら、私たち株式会社ボンズまでお気軽にご相談ください!

 

 

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